2024.7.26 苑内研修
済生会総合病院の救急看護認定看護師によるＢＬＳ（Basic Life Support）講座を開催しました。
緊急時対応については毎年研修に盛り込むようにしていますが、今年はシミュレーション訓練ではなく、講義と実技（胸骨圧迫とAED）を行いました。
悲しい話ですが、『急変（急な心肺停止）』は毎年必ずあります。
避けては通れないことだからこそ繰り返し学ぶしかないと思っています。
ただし、高齢で骨の脆くなっている方に胸骨圧迫を行えば必ず胸骨は折れます（そのくらい圧迫しなければ意味がないと指導されています）。生き返る確立が高いなら何本胸骨が折れようと胸骨圧迫を続けるべきだと思いますが、高齢でいつ急変してもおかしくない方に行うのは介護をする者にとっては心を痛める原因となるので、できるだけやりたくなく、やらせたくもありません。胸骨が折れた感触もその手に残ります。だから、私、個人的にはできるだけ『看取りの同意』を得る方向にしていきたいと考えています。私の経験上、看取りを進めるにあたっては、ご家族様と積極的にコミュニケーションを図るしかないと思っています。コロナ前のように『看取り』『延命』をテーマとした講演会も企画してまいりますので、その際にはぜひご参加ください。
緊急時対応については毎年研修に盛り込むようにしていますが、今年はシミュレーション訓練ではなく、講義と実技（胸骨圧迫とAED）を行いました。
悲しい話ですが、『急変（急な心肺停止）』は毎年必ずあります。
避けては通れないことだからこそ繰り返し学ぶしかないと思っています。
ただし、高齢で骨の脆くなっている方に胸骨圧迫を行えば必ず胸骨は折れます（そのくらい圧迫しなければ意味がないと指導されています）。生き返る確立が高いなら何本胸骨が折れようと胸骨圧迫を続けるべきだと思いますが、高齢でいつ急変してもおかしくない方に行うのは介護をする者にとっては心を痛める原因となるので、できるだけやりたくなく、やらせたくもありません。胸骨が折れた感触もその手に残ります。だから、私、個人的にはできるだけ『看取りの同意』を得る方向にしていきたいと考えています。私の経験上、看取りを進めるにあたっては、ご家族様と積極的にコミュニケーションを図るしかないと思っています。コロナ前のように『看取り』『延命』をテーマとした講演会も企画してまいりますので、その際にはぜひご参加ください。
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