11月は、各施設において『総合防災訓練』が計画・実施されていますが、私たちが所属する静岡県老施協でも会員施設同士による共同訓練が開催されております。
昨年は『有度の里が被災した』と想定し、応援に行く設定で・・・
今年は『吉津園が被災した』と想定し、応援に行く設定となりました
有度の里も、吉津園も実際に台風により被災した経験があるため、設備的な対策も職員向けの対策もされており大変参考になりました。
昨年は、エレベーターを守るための『止水板』やエアコンの室外機を高い所へ移設するといった
対策を知りましたが、今年は、予め土嚢や一輪車を用意しておき、『プラダン』でサッと止水対策を講じる方法を知りました。
また、発電機から電気を配る際には、予め天井にS字フックを設置しておけばコードを掛けるだけ…というのも、「なるほどな」と思いました。実際に被災した施設だからこその気付きというのか、どれも説得力がありました。
ちょっと拡大したのがこちら
ここは会議室なのですが、廊下にも同じようにS字フックが設置されていました
こちらは隣にあるアオイ病院との間を流れる沢です
令和4年の台風15号では、ここが溢れ、泥水が左側(吉津園)へ流れ込んできたそうです
そのため、沢の擁壁の上にあったフェンスは撤去し、コンクリートによる擁壁の高さを50cmほど上げる工事を行ったそうです
続いて、こちらは防災倉庫内の発電機です。実際にエンジンを掛けていただきましたが、なかなかの音でした。また、このような発電機は非常時に72時間以上稼働できることが補助金の条件でもあるのですが、それだけの『燃料』を蓄えておく施設(設備)も必要となります。
しかし、小鹿なでしこ苑は住宅地にあるため、それだけの燃料を安全に保管しておく施設(設備)を設置するとなるとどこへ…となってしまいます。
そのような理由と、ユニット型ということから『ポータブル発電機』を用意することにしました。
ちなみにこちらは卓上カセットコンロの燃料である『カセットボンベ』を使用した発電機です。こちらは軽い力で始動でき、静かで排気も気になりませんでした。キャスターも付いているので移動も楽そうです。
沢を溢れた泥水は、厨房だけでなく、この中庭やこの出入口からも侵入してきたそうです。
以前はエアコンの室外機を地面に設置していたけど、台風後上へ移動したそうです
令和4年の台風15号でも昨年の台風でも小鹿なでしこ苑は『被災なし』でしたが、降水量がもっと多くて、もう少し長い時間降り続いていたとしたら、その時はどうだったのだろう…。もしかしたら事務所に水が流れ込んできただろうか…。また、幸いにもこの地区は停電することもなかったが、もし長時間停電していたらどうなっていただろう…。
まだまだ対策は不足しているなと痛感しました