小鹿なでしこ苑、年末恒例の「餅つき」ですが、今回はコロナもあって12/27に職員のみで寂しく行いました。本当は入居者さんの掛け声に合わせて元気に景気よく餅をつく予定だったのに… 本当に残念です。
つきあがった餅は鏡餅にして、しっかり乾燥させたあとユニットへ配ったと聞いております。
もち米は厨房で蒸していただきました。ご協力感謝いたします。
熱いうちに投入!
冷めないうちに手早く小突く(ここが一番大事と言われた覚えがあります)
そろそろ突いてもいい感じかな?
上手にできたかな?
日本では、正月は「鏡餅」、桃の節句は「菱餅」、端午の節句は「柏餅」、お月見は「月見団子」と季節の行事ごと餅が欠かせない存在となっていますが、とりわけ正月の鏡餅は三種の神器の一つである『八咫鏡(やたのかがみ)』を模した物と言われています。
神様にお供えした鏡餅は、鏡開きをしたのちに美味しくいただいていると思いますが、これは神様の力が宿る鏡を食べることでその力を授かる(ご利益を得る)という意味があります。
子どもの頃、鏡開きをした餅を母が「お雑煮」「お汁粉」「あられ餅」にしてくれたことや、鏡餅をひっくり返したらカビていてビックリしたけど、カビたところを包丁で削ってしまえば大丈夫だから…と言われたこと、元日の夜中に家の近くに神社へ母と出掛け、神社で甘酒をもらって飲んだことなど今でも鮮明に覚えています。私も娘が中学生の時、同じように近所の神社へ出掛けたけれど覚えていてくれているのかな。
皆さんは年末年始をどのように過ごされましたか?
今年も一年、小鹿なでしこ苑をよろしくお願いいたします。