小鹿なでしこ苑公式ブログ

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2025.8.27 苑内研修(BLS)

BLSとは、Basic Life Supportの略で、一次救命処置のことを言います

どんなことをするのかというと…
・胸骨圧迫(心臓マッサージ)
・人工呼吸
・気道確保
・AED(自動体外式除細動器)の使用 です



「えっ?、医者や看護師さんや救急隊の人のように医療を学んでいない人がそんなことやってもいいの?」と思う方があるかもしれませんが、一次救命処置は誰がやっても構わないものとなっています。…と、いいますか緊急時に救急隊や医者・看護師さんの到着を待っていたら助かる命も助からないことがあります。だから、「誰がやっても構わない」ではなく、「誰もが(一次救命処置について)知っていて、誰もができること」が理想となるわけです。



街中や駅など人が行きかう中で誰かが倒れた時、サッと駆け寄り「あなた119へ電話してください」「あなたはAEDを探して持ってきてください」と周りにいる方に指示を出しつつ、胸骨圧迫を開始できたらカッコイイと思いませんか?

まあ、そんなドラマのような話はさておき…
「急変」という事象と切り離せない特別養護老人ホームとしては、緊急時に冷静に対処するためにも一次救命処置は必要な「知識」であり「スキル」となるため研修が欠かせません。だからこそ、指導する看護師も真剣なんです。

 
今回は、「ベッド上で呼吸停止している方を発見した時」と「食事を詰まらせた方を発見した時」を想定しての訓練です。ハイムリック法…TVなどでもよく見ますが、実際やってみると結構難しいようです。対象者が浮き上がってしまって上手く突き上げられない…とみんな苦戦していました。
 
相手の体格に合わせた、自分に合った体勢をいち早く見つけることがコツなのかもしれません。

手際よくパッドを装着

胸骨圧迫は、肘が曲がっていないことからも、しっかり力を伝えられていることが分かりますね

 

胸骨圧迫・AEDの訓練と、ハイムリック法の訓練に分かれ、それぞれを順番に体験しました

ベッド上ではマットレスにより力が逃げてしまうため「板」を使用することになっています


できるだけ急変時の対応をしなくても済むのが一番なのですが、こればかりは…
できることといえば、やはり「看取り」の同意を増やしていくことでしょうか。骨の脆くなっている高齢者に胸骨圧迫を行えば、100%骨は折れます。それでも蘇生できる可能性が高いのであれば積極的に行うべきだと思いますが、蘇生できる可能性が低い時…いわゆる「老衰」の状態にある時は避けたいと私は考えています。でも、看取りの同意をいただいていない時は、「急変」として搬送しなければなりません。入居者様のためにも看取りに対してご家族様のご理解が深まるよう取り組んでいかなければと思っております。

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