そろそろ「スズキ」が産卵に向けて荒食いを始める時期だろう…、そろそろ「カマス」の回遊がある時期だけど今年はどうだろう…と、足繁くいつもの海へ通っていたのですが、特に釣れている様子もなく寂しい限りでした。
黒潮の大蛇行が終了したというニュースも耳にしていましたが、その割に北海道~東北では「鮭」が獲れず「ブリ」が獲れるようになったとか、「スルメイカ」が全く獲れず、「伊勢海老」が獲れるようになったとか…。高級な魚介類が獲れるようになることは漁師さん的には嬉しいことではあると思いますが、もともと獲れていた魚が全く獲れなくなったということは、それだけ海の中が変化しているというわけで、漁師さんたちの心境としては複雑でしょうね。
私の通う海でも、アカハタ、オオモンハタ、フエフキダイなど南方系の魚が釣れることが多くなってきています。昨年は、カタボシイワシの回遊もありました。(ちなみにカタボシイワシは、正確にはイワシではなくコハダやニシンなどの仲間だそうです)
私の釣果としては、10月は、20cm~35cmほどの「クロダイ」「キビレ」がバンバン釣れ、11月に入ってからは20cm~30cmの「セイゴ」がポツポツといった感じでした。写真は直近のものです。
大型らしきアタリの出方や、竿をひったくる引き方をすることもあったので、中には大型も混ざっていると推測しています。セイゴはムニエルに、アラは焼いてから出汁を取ってみそ汁にして美味しくいただきました。