2/23(金)の苑内研修は、年に一度の研究発表会を行いました。
毎年の恒例となっていますが、介護職員のグループが一年間の活動報告や研究成果を発表する場です。
この中の1グループが、静岡県老人福祉施設協議会(県老施協)主催の「静岡県高齢者福祉研究大会」へ進出します。
今年は、
「レク広報委員会の活動報告」
「安全管理委員会の事故分析」
「介護教育研修委員会の口腔ケアマニュアル」
の3つです。
はじめに、レク広報委員会の活動報告です。
パワポは夏祭りの様子です。
次に、安全管理委員会の事故分析「なぜなぜ分析」です。
「なぜなぜ分析」とは、
「事故や不良品が発生→なぜそれが起きたのか→なぜ→なぜ・・・」
を5回位繰り返すことで、元となる本当の原因を追究し、事故を予防するための手法です。
この分析方法は、品質管理のトップランナーである世界のトヨタが発祥らしいです。
「結果→原因」を考えることを繰り返していくうちに、反対に「原因→結果」を予測する「洞察力」や「気付き」が身につきます。
これは、真似ない手は無いですね。
良いものはどんどん取り入れましょう!
つい最近、私の小4になる子供がこんなことを言っていました。
「
学ぶとは真似ぶことだよ」って。
学校の先生の口癖らしいですが、子供を通して色々と親が教えられています。
次に、介護教育研修委員会の口腔ケアです。
今年新たに「口腔ケアマニュアル」が誕生しました。
このマニュアルがベースになって、あらたな「
なでしこ流~nadeism~」が生まれます。
最後に、施設長からの講評です。
結果、来年度の老施協の発表は、「口腔ケア」に決まりました。
「もし老施協で入賞したら、次は済生会学会へ」
とは言っていませんでしたが、良い成果があれば、きっと、たぶん、おそらく・・・
発表のパワポやマニュアルを作るのも大変だったと思います。
委員の皆様、お疲れさまでした。
なお、職員限定ですが、研修の録画が苑内のイントラネット(小鹿なでしこ苑伝言板)から見られますので、欠席された方はぜひご覧ください。