小鹿なでしこ苑公式ブログ

投稿内容は投稿者個人の意見であり、当法人及び当苑の見解を代表するものではありません。

今日は何の日?「西郷・山岡会見の日」

ペガサートの伝馬町通り側に、静岡市指定史跡「西郷・山岡会見の地」という碑があります。

ビルの影でわかりにくいですが。
 

ズームアップします。

この記念碑です。見たことあります?

さらに、ズームアップします。

顔立ちから判断して、左が西郷隆盛、右が山岡鉄舟ですね。

ここは、ちょうど150年前の今日(1868年3月9日)、江戸に進軍した西郷隆盛と、徳川幕府軍の勝海舟の命を受けた山岡鉄舟が、会見した場所です。


会見では、15代将軍慶喜公の処遇や、江戸城の明け渡しなどが合意されました。

5日後の3月14日に、江戸の薩摩藩邸(現在の港区三田)で西郷隆盛と勝海舟の会談により、伝馬町の合意が最終決定され、江戸城の無血開城が実現したのです。

慶喜公は、「高松宮妃のおひなさま展」で紹介しましたが、済生会第三代総裁の高松宮宣仁親王殿下のお妃 喜久子さまの祖父ですね。
 
また、薩摩藩邸のある港区三田と言えば、済生会本部がある所です。

本部は、手前のビル「三田国際ビル21階」です。

三田国際ビル
大正時代から昭和40年代まで済生会中央病院がありましたが、建て替えのために三菱地所に売却し、1975年に現在のビルが竣工しました。
地上26階、地下3階、高さは117mです。
正式名称は「三田国際ビルヂング」だったと思います。
  
済生会本部から目とはなの先に、「NEC本社ビル」があります。
↓本部からも見えますよ。

ビル風防止のために、中層階が空洞になっています。
まるでスターウォーズに出てくる宇宙船のような斬新なデザインですので、知ってる方も多いのでは?
 
この角度だと、まるでスペースシャトルです!

Five,Four,Three,Two,One, booster ignition and lift off of the shuttle Discovery...」
この英文は、スペースシャトル ディスカバリー号のカウントダウンアナウンスです。

「lift off」は、「ロケット発射、発進」という意味ですが、良く行くスキー場のリフト降り場で「Lift off!」という注意看板を見つけました。
その時は、「リフトを降りて!」という意味だと思っていましたが、後日辞書で調べてみますと、「リフトを降りて!」は「get off the lift!」でした。
こちらの「lift off!(発射、発進)」の方が直感的で分かりやすいですね。

その発射台の脇に、薩摩屋敷跡の記念碑がポツンとたっていました。


薩摩屋敷からディスカバリー号を見上げてパシャリ。
 
実に良いアングルです。
ここで短歌を一首「うっすらと写る姿は未来かな。諸行無常の響きありけり。」(自己満足)

3/4日曜日に放送されたNHKの大河ドラマ「西郷どんの『紀行』」で「薩摩屋敷跡」が紹介されました。
この記事を「西郷・山岡会見の日」に合わせて出すために1月から温めてきたのですが、まんまと先を越されてしまいました。
1週間あとに放送してほしかったです。笑
見逃した方は、公式ホームページか明日3/10の再放送で確認してみてください。

伝馬町の史跡も『紀行』で紹介されるのを楽しみに待つこととします。
勝手な予想ですが9月ごろカナ?

大河ドラマから、新しい「済生会トリビア」が生まれましたね。
NHK大河ドラマ『西郷どん』公式ホームページ」へ

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

プロフィール

HN:
4代目なでしか
年齢:
12
Webサイト:
性別:
非公開
誕生日:
2012/04/01
職業:
フリーライター
趣味:
さんぽ