小鹿なでしこ苑公式ブログ

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2025.5.17 乳幼児を守る!! 親子避難所キャンプ

西豊田学区地域支え合い体制づくり実行委員会と、お産ラボ防災部さん主催の体験型防災訓練に家族で参加してまいりました。会場は、静岡県立大学小鹿キャンパス体育館です。サブタイトルは「初夏の避難所TKB」ですがこれが何か分かりますか?

答えは、T(トイレ)、K(キッチン)、B(ベッド)のイニシャルの頭文字です。


「災害時対策」というと、まず「水や非常食」の用意を…と、考える方が多いと思いますが、実は「飲む・食べる」ことよりも「出す」ことへの対策の方が大事だそうです。理由としては、飲まず食わずの状態になってもしばらくは我慢できるけれど、排泄に関しては我慢に限界がありますし、我慢することは身体に良くないからだそうです。
確かにそうですね。


スタッフの方も入れると70家族、140名ほどの参加者があったそうです。
私の撮り方が悪いので少なそうに見えますが、実際は私たちの横や後ろで元気に遊んでいる子ども達や、その相手をしてくれている学生ボランティアさんも大勢います。

今回の訓練では、講演会、展示コーナーだけでなく乳幼児が飽きないよう「スタンプラリー」も取り入れられていました。また、ビニール袋を使ったご飯作りや、お菓子のじゃがりこでポテトサラダ作って食べたりすることもできました。


こちらは「防災ぬり絵」です。


防災リュクの中に何か「5つ」入れるとしたら、あなたは何を選びますか?


スタンプを1個ゲット

次は、学生食堂へ移動してパックご飯(ビニール袋ご飯)の作り方のレクチャーです。

米「80g」に対して水「120ml」
ビニール袋に空気が残らないよう、それでいて袋の上の方で結ぶことが最初のポイントです。

これを鍋で沸騰したお湯へ入れて、湯煎すること「30分」

一人分ずつ小分けされた状態でできることや、鍋のお湯は汚れないため使い回しできるなどのメリットがあります。また、炊き込みご飯にしたり、水の量を増やすことでお粥にもできるそうです。アイディア次第で、お惣菜やお菓子作りのレパートリーも増やせるとおっしゃっていました。ものによっては包丁やまな板もいらないため、洗い物も出ないそうですよ。

こちらはスーパーマムさんが寄付された「じゃがりこ」を使ったポテトサラダ作りです。
お湯をカップの半分ほど入れて「混ぜ混ぜ」どの子も楽しそうに混ぜていました。

これが思いのほか美味しく、後日買物の際に「じゃがりこ」を買うことに(笑)
少しマヨネーズを入れると更に美味しいそうですよ。

NHKテレビでは、5/18(日)お昼のニュースにて放送されました。
SBSテレビは、5/20(火)18:15~「LIVEしずおか」にて放送されるそうです。

最後に、こちらが我が家の防災リュクです。
逃げる時にサッと持ち出せるよう、玄関ホールに親子3人分吊るしてあります。

リュクの中身は、お父さん用、お母さん用、子ども用と違います。他にも我が家には在宅避難用としていろいろ用意してありますので、また次の機会に紹介いたしますね。避難訓練に参加されたことがない方、ぜひ一度参加してみることをお薦めいたします。また、防災リュクを用意されていない方、自宅非難の用意をされていない方は少しずつでも良いので始めてみてはいかがでしょうか。

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2012/04/01
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