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こじか物語 第二話「今川橋」(全四話)

昨日の給食のおやつに、ミニ今川焼きが出ました!
タイミング良すぎです。笑

さて、今日は、前回の続き今川橋のお話です。


今川橋がかかっていた「竜閑川(別名:神田八丁堀)」は、昭和25年に戦後のガレキ処理のために埋め立てられて、橋も川も今は跡形もありません。

今川橋があった場所は、千代田区鍛冶町と中央区日本橋室町の境です。
どちらの町名も歴史を感じる乙な名前ですね。

第一話の「今川焼き」で、「室町時代からの名門の今川氏が桶狭間の戦いを境に焼きが回る」と言いましたのも、「鍛冶町」と「室町」という地名から連想したからです。

焼きが回る
【意味】年を取るなどして、思考力や腕前が鈍る、衰えることのたとえ。
【語源】鍛冶が刃物に焼き入れをするときに、火が回りすぎて焼きが強すぎると、かえって切れ味が悪くなることから。
【関連】焼きを入れる

今川橋が気になって気になって、本部に行ったついでに見に行きました。

神田駅から徒歩2分、「今川橋」交差点です。

さらに1分ほど歩くと、ビルの脇にポツンと記念碑と説明文がありました。


記念碑のアップです。


説明文のアップです。


今は面影が全くありませんが、広い通りに直交したこの細い路地が川、広い通りが橋だったようです。


2/26「日本最大の天守台『駿府城』」で取り上げた本丸の堀も、実は、1896年(明治29年)に陸軍を配置するために埋め立てられたのです・・・「あゝ無情」

中村主水(もんど)が生きていたら、きっとこう言うでしょう。
「この冷たいアスファルトの下に、八丁堀が埋まっているのか。嫌な世の中になっちまったなぁ。」

次回「こじか物語 第三話」は、室町時代のお話です。
お楽しみに!


【おまけコーナー】
神田駅構内で見つけました。JR東日本の看板です。

1987年バブル真っ只中に放映された映画の舞台は、長野県の志賀高原と群馬県の万座温泉です。新幹線だけで行くのはムリですね。
「私を新幹線でガーラ湯沢に連れてって?」

「スパイクタイヤ」じゃなくて「スタッドレスタイヤ」を履いた「セリカGT-FOUR(フルタイム4WDのラリーベース車)」はインパクト大でした。
「バーン、ドテッ」とか、会社で再会するストーリーとか、バブリー感ハンパないです。

私事ですが、この映画が深層心理に刷り込まれていたのか、学生の頃スキーを始めたり、初めて買った車がラリーベース車だったり、偶然の一致とは思えません。ただのミーハーです。笑

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