12/3(日)二つ池公園にて小鹿自主防災会による
『防災訓練』が開催されました。対象者は組長だけとのことでしたが、A~Cグループ(組長のグループ)だけでも100名程、Dグループ(小中学生のグループ)だけでも40名程、14分団、自衛消防団の方たちを合わせると
160名近い数での訓練となりました。
前日12/2(土)の深夜、フィリンピンの近海にてM7.6の地震が発生し、津波注意報が発令されました。津波注意報が津波警報になったら即避難できるように服に着替え、持ち出す荷物をまとめ、家族には着替えを用意させ、私は朝までTVの前でHNKニュースを観ながら待機していたため寝不足で若干しんどい状態での参加となりました。心配していた津波も静岡県では10cm程度とのことでホッとしました。
さて、自治会での訓練ですが、
『救出訓練(瓦礫の下敷きになった人を救出する訓練)』と
『初期消火訓練(水消火器を使った訓練)』と
『心肺蘇生訓練(AEDと胸骨圧迫の訓練)』と
『可搬ポンプによる放水体験』でした。他にも組長さんたちは各家庭の安否確認をしてから(黄色いリボンの数を数えてから)集合されていたようです。
まずは
『心肺蘇生訓練(AEDと胸骨圧迫の訓練)』です
胸骨圧迫は、強く、早く、絶え間なく・・・
救急隊が到着するまで7分~9分の間、みんなで協力して頑張りましょう
次に
『可搬ポンプによる放水体験』です
実際に放水する時の1/4の圧力を体験
試しに一人で放水させていただきましたが、
重い!
水圧が4倍だと重さに加えて暴れるホースを抑える力も必要とのことです!
また、一人が屈んでホースを持っていますが、この人がホースを持っていないと
もっと重い! 本当に重くて、一人ででは1分くらいで限界だと思いました。
(貴重な体験ができました)
次に
『救出訓練(瓦礫の下敷きになった人を救出する訓練)』です
まずは14分団の方たちがお手本を披露してくださいました。
「誰かいますか~!」
「瓦礫の下に小学生の女の子を発見」
「まずは手で動かすことが可能な範囲で瓦礫をどけてください」
次に参加者の番
皆、真剣に取り組んでいます
バールを使っててこの原理で瓦礫(角材)を持ち上げ、そこに油圧ジャッキをかませて持ち上げ、そこに別の角材をかましてジャッキを抜いてから救出です。声を掛け合いながらの連係プレイでした。
無事救出完了!
最後に
『初期消火訓練(水消火器を使った訓練)』です
小鹿自治会の皆さん、14分団の皆さん、自衛消防団の皆さん、ありがとうございました
大きな災害は
”ない”ことが一番なのですが、過去のデータからすると
、”いつか必ず来る”んだと思います。それが”いつ”なのか分からないからこそ訓練しておく必要がある… 心肺蘇生の方法について知っている、胸骨圧迫の練習をしたことがある、AEDに触れたことがある…というのは、いざという時、きっと役に立つと思います。皆さんも地域で行われている訓練があったらぜひ参加してみてください。