小鹿なでしこ苑公式ブログ

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救急救命(施設内での急変発生時の対応を学びました)

BLSCPR 医療に携わる方なら当然、近年では福祉に携わる方もよく耳にするのではないでしょうか。BLSとは…Basic Life Supportの略で、一次救命処置のことで、CPRとは…Cardiopulmonary Resuscitationの略で心肺蘇生法のことです。
 
また、医療職の方は心肺停止のことをCPACardiopulmonary Arrest)と言っていますね。聞いたことはありませんか? 似たような意味合いの二つの言葉ですが、使用する場合の線引きをするとしたら、発生した場所が院内か院外か…、心肺停止した方が何らかの病気をなのか一般の方なのか…といったところなのでしょうか。

それはさておき研修の様子です。
まずは座学にて救命措置の基礎を学び…、実技に入る前にAEDやアンビューバッグの説明を受けました。

今回は1F・2Fに分かれ、居室でシミュレーション訓練を行いました。

1.心肺停止時は「迷わず、すぐさま胸骨圧迫を開始」
2.人を集め、AEDを手配(可能ならアンビューバッグを手配)
3.救急要請(119番)

※ベッド上で胸骨圧迫をする場合、マットレスで沈み込んでしまうため、背中に当てる板も必要になります

一人で胸骨圧迫を続けることは大変なので2分ごとに交代しましょう!

一定のリズムで胸骨圧迫を30回したら人工呼吸(アンビューを2回)


「カーラーの救命曲線」
にもあるように時間との勝負です





緊急時を経験した介護員が言うには、「毎年苑内研修で練習していて良かった!」です。

やはり、「BLSを知っている」「AEDを触ったことがある」「人形で胸骨圧迫をしたことがある」ということは大きな意味があるということです。BLSを学びたいという方(団体)がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。済生会より講師を派遣することができますよ。

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