例年、年男年女の職員が着物でユニットへ新年のご挨拶に回るのですが、今年は
「年男不在」に加え、
「年女は業務の都合により参加不可」という不測の事態まで発生してしまい、当日は朝からテンヤワンヤでした。
※ そんなドタバタ劇も小鹿なでしこ苑らしいといえばらしいのですが…
どのユニットでも必ず女性の入居者様から
「あなた、ちょっとこっちへいらっしゃい」と声を掛けられます。いくつになっても女性にとって着物は特別なものなのですね。
後ろを向かせて帯の結び方チェックをされる方が何名もいらっしゃったのですが、それだけ皆さん着物に馴染みがあったのですね。帯の位置、帯の太さ、結び方、締まり具合など、手で触れ、指を入れてみたりしながら
「もっとこうした方がいい」と、楽しそうにアドバイスされていました。
A様:「可愛い着物ねぇ」
B様:「素敵な着物ねぇ」
C様:「色鮮やかで素敵ねぇ」
職員:「モデルの方もちょっとは褒めてくださいよ」
入居者様:「私、今日はお金持ってないよ」
職員 :「・・・ん?」
おみくじの箱を”賽銭箱”と勘違いされるている方もいらっしゃいました。
「大丈夫、皆さんのお気持ちだけで十分ですよ」
居室にいらっしゃった方の所にもご挨拶
今年1年の運勢を占う
「おみくじ」の結果やいかに・・・
施設長挨拶より抜粋
「皆さんはこれまで家族のため、自分のため一生懸命働いてきました。そんな自分へのご褒美として美味しいものを一杯食べてください。美味しいものを美味しく食べられる時に、食べたいものを、
食べられるだけ食べましょう。」
「食べる」という字を分解すると「人・良」となります。つまり、食べるということは「人」に「良い」ということなんです。たくさん食べて今年も元気に過ごしましょう!